シリコン悪説の原因は、赤いボトルの〇〇〇シャンプー

シリコン悪説の原因は、赤いボトルの〇〇〇シャンプー

シリコン入りのシャンプーってあまり良くないイメージもありますよね?

 

「シリコン=悪」のイメージが大きく広まったきっかけをご存じでしょうか?

 

きっかけを作ったのは、CMで大物女優さんたちが颯爽と歩いているシーンが印象的な、某大手化粧品メーカーが発売した赤いボトルのあのシャンプーです。

 

「日本の女性は美しい」というキャッチフレーズや、女優さんたちの滑らかな髪に惹かれ購入し、使用した女性も多いと思います。

 

実際に使用してみて、シャンプーの時に髪がものすごく柔らかくなって手触りの良さに感動した方も多いのではないでしょうか?

 

美容室業界からメーカーへクレーム

しかしこのシャンプー。発売後、美容室業界からメーカーへクレームが入った商品でした。

 

当時は、美容師泣かせのシャンプーとも言われていて、

 

「パーマやカラーがかかりにくい」お客さんが増えてしまったのです。

 

というのも・・・

 

美容室業界がパーマやカラーがかかりにくかったお客さんにアンケ―トを取ったところ、

 

赤いボトルの資〇〇のシャンプーを使っていた人が大半だったからなんですね。

 

この赤いボトルのシャンプーにはシリコンがたっぷり使われていました。

 

シリコン=悪というワケではない

シリコンにも2種類あり、髪の表面をコーティングし、トリートメントなどの美容成分を入りにくくするものと、ネット状になっていて栄養や水分を通す浸透性の高いシリコンがあります。

 

値段が高く美容室などで使っているシリコン入りシャンプーは、浸透性が高いもの。市販の安いシャンプーで使われているシリコンは浸透性の悪いものです。

 

赤いボトルのシャンプーにはこの浸透性の悪いシリコンが大量に配合されていました。

 

毎日このシャンプーを使っていた女性の髪はシリコンでがっちりとコーティングされていた為、パーマやカラーがかかりにくくなってしまう事態が日本のあちこちで起こってしまいました。

 

シリコン=悪説を広めたあの商品はどうなった?

美容室業界からクレームが入った、赤いボトルのあの商品。まだ売られていますが、その後、改良版として白いボトルバージョンも販売されました。

 

でも赤いボトルバージョンより白いボトルバージョンは売れなかったようです。

 

なぜか?

 

シリコンの量を減らして滑らかさがなくなった為、「なんだか良くない」と思うお客さんが多かったからです。

 

(安い)シリコン入りシャンプーは、洗浄成分にこれもまた低料金の硫酸系洗浄剤と一緒に使われている事が多いのですが、硫酸系洗浄剤は脱脂力が強く、髪や地肌に必要な潤いを奪い傷める原因になります。

 

安く買えるシャンプーは、【脱脂力の強い硫酸系洗浄剤】 + 【水分・油分が無くなった髪をコーティングする為のシリコン】の組み合わせで出来ている事がほとんどです。

 

つまり、髪に必要な潤いを奪う+パサパサの髪の指通りを良くする為コーティングする、といった事を繰り返すんですね。

 

シリコンには栄養成分は含まれないので、髪の毛は潤いが奪われたまま外からカバーされてしまった状態になります。

 

某メーカーの白いボトルのシャンプーは、シリコンの量を減らすも、脱脂力の強い硫酸系洗浄剤を使用しているため、当然、使用すると髪はごわつき、滑らかさは減ってしまったというわけです。

シリコンにも役目があります

シリコンには髪に栄養を与える働きはないのですが、ひどくダメージを受けた髪の摩擦を防ぐ役目もあります。

 

栄養分の浸透を妨げないシリコンを適量に使うのは全く問題なく、髪のダメージがひどい人には使った方が良いケースもあります。しかし赤いボトルのシャンプーの一件で、すっかりシリコン=悪のイメージがついてしまいました。

 

美容室でシリコン入りのシャンプーを使う事もありますが、基本的に美容室で使っているものは浸透力のある品質の高いシリコンを使っているので問題ありません。

 

市販のシャンプーにシリコンが入っている場合は、安く使えて強力すぎる洗浄力をカバーする為にシリコンが使われている事が多いので注意が必要です。

 

成分に表示されるシリコンの名称

ジメチコン、シクロメチコン、ジメチコノール、アモジメチコン、シロキサン、シリル、シラン、シリカ等が入っている名前

 

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